ブログ「なるせの暮らし」スタートします!
こんにちは! このたび、東成瀬村地域づくり事業協同組合のブログをスタートすることになりました。入社2年目の後藤が担当します。よろしくお願いいたします。
第1回目の今日は、「そもそも東成瀬村って?」というところから、私たちの取り組みや村での暮らしについて少しご紹介できたらと思います。
東成瀬村ってどんなところ?
東成瀬村は、秋田県の南東部にある村です。 秋田市からは100kmほど離れていて、東は奥羽山脈をはさんで岩手県と、南は宮城県と県境を接しています。南北に約30kmと細長い形をしており、総面積のうちなんと9割以上が山林や原野。まさに自然とともに生きる村です。
村を取り囲む大自然は、まぶしい新緑、きらめく清流、黄金色の田んぼ、一面の雪景色と、四季によってさまざまな表情を見せてくれます。渓流釣り、キャンプ、登山、スキー・スノーボードと、一年中暮らしのすぐそばで季節のアクティビティを満喫できるのも大きな魅力です。

地域づくり事業協同組合とは?
そんな東成瀬村で、当組合が取り組んでいるのが、「マルチワーク」という働き方です。これは特定の仕事にしぼらず、季節ごとに異なる複数の仕事を組み合わせて働くスタイルです。たとえば、夏は農作業、冬はスキー場の仕事といったように、季節の需要に合わせて事業所を移りながら働くことで、安定した通年の雇用と収入を得ることができます。派遣先としては、米、花、野菜などを栽培する農業法人、秋田名物「いぶりがっこ」を作る農業法人、スキー場、温泉旅館などがあります。
「自然の中で暮らしたい」
「地域に根ざした仕事がしたい」
「仕事も生活も大事にしたい」
そんな方にとって、東成瀬村でのマルチワークという働き方はひとつの選択肢になると思います。

どんな仕事をしているの?
現在、組合には30代から50代までの10人が在籍しています。 移住者もいれば、地元出身者もいて、それぞれの経験やスキルを活かしながら、農業や観光業などの現場で働いています。たとえば、米などを栽培している農業法人ではメンバーが経験値に合わせて、トラクターの運転から野菜の収穫、出荷作業などさまざまな農作業に挑戦しています。中には、資格をとって農業用ドローンを操るメンバーも。
私も、春から秋までは米や花、しいたけの栽培、冬はスキー場の受付業務を担当しています。これまでの仕事とはまったく畑違いの業務ですが、指導者となってくださる地元の方のサポートを受けながら、毎日楽しく働いています。

これから発信していきたいこと
このブログでは、組合の活動はもちろん、東成瀬村の季節の風景や、働く人たちの声などを発信していきます。
「なんだか面白そう」「こんな働き方があるんだ」と、興味を持ってもらうきっかけになればうれしいです。